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【初心者向け】焚き火をはじめよう!-必要な道具とやり方を徹底解説-

【初心者向け】焚き火をはじめよう!-必要な道具とやり方を徹底解説-
【初心者向け】焚き火をはじめよう!-必要な道具とやり方を徹底解説-

焚き火をはじめてみませんか?

この記事は、トランクカーゴ 編集部が監修のもと制作しています。

 

キャンプやBBQといったアウトドアで
広く行われる焚き火。
都会の喧騒から離れ、自然の中で火を囲む体験は
アウトドアならでは。
でもいざ始めてみようと思っても
何を準備したらいいのか、
身近な場所のどこで楽しめばいいのか、
うまくできるかなど
不安や心配がある方が多いはず。
今回はこれから焚き火を始めようと
思っている方のために
必要なアイテムや焚き火のやり方をご紹介します!

これを読めば焚き火がより身近に感じられて
初心者の皆さんも
自信を持って始められるかも。
焚き火を始めてみたい人は
この記事をぜひ参考にしてみてください。

作成日 2024.12.11
更新日 2025.1.9

焚き火に必要な道具を準備しよう

今回焚き火を行うに当たりこちらの道具を用意しました。

□焚き火台( ベルモント BM-273 焚き火台 TOKOBI )
□焚き火シート( ベルモント BM-259 焚き火プロテクトシート )
□薪
□マッチや着火ライター
□アウトドア用ナイフ( MOSSY OAK シースナイフ )
□焚き付け・着火剤
□耐熱グローブ( KINCO グローブ )
□火吹き棒・うちわ( ベルモント BM-378 焚き火ブロウパイプ )
□火ばさみ( snowpeak N-020 火ばさみ )
□バケツ( トランクカーゴ TC-20S )
□火消し袋( Zencamps アッシュキャリー )


 

【焚き火台】
地面で直に焚き火をすることはマナー違反なので必ず焚き火台を使いましょう。焚き火台もソロ用からファミリー用まで幅広くあるので、楽しむ人数に応じて用意しておきましょう。
今回使用したベルモントの焚き火台「TOKOBI」は、コンパクトに収納ができ、50Lサイズ以上のトランクカーゴに収納ができます!

【焚き火シート】
焚き火シートは焚き火のマナーを守るための必須アイテムです。焚き火シートを使用する理由は、環境と景観を守るためです。焚き火シートを焚き火台の下に敷くことによって火災を防ぎやすくなります。
また、地面が芝生の場合、焚き火シートを敷けば芝生が焼け焦げるリスクを減らせるので芝生を熱から守るために役立ちます。焚き火をする際には必ず用意しておきましょう。

 

【薪】
薪には針葉樹と広葉樹の2種類があります。針葉樹は火がつきやすいですが、燃焼時間が短いです。主に焚き付け用の素材として使われることが多いです。一方広葉樹は火がつきにくいかわりに燃焼時間が長いという特徴があります。薪を準備する際にどちらのタイプなのかを確認してみると良いかもしれません。
トランクカーゴは薪の保管収納としても役立ちます。蓋をして保管をしておけば湿気から薪を守ります。

 

【アウトドア用ナイフ】
太い薪はすぐには燃え上がりませんので細かい薪を用意しなくてはなりません。その時に太い薪を細かく割るためにナイフが必要となります。この作業はバトニングと呼ばれ、焚き火を行う際には欠かせない作業となるので1本持ち合わせていると安心です。

 

【マッチや着火ライター】
着火ライターのような柄の長いライターを使うと安全に着火できます。マッチを使うとよりアウトドア感が増すのでオススメです。

【焚き付け・着火剤】
焚き付けとは薪に火をつけるための燃えやすい材料のことを言います。自宅で簡単に手に入るものだと新聞紙や紙パックなどで代用できます。
もし忘れてしまったり、ない場合でも持参した薪を細かく細断したものや、近くに落ちている松ぼっくりや落ち葉、小枝なども焚き付け用の材料として使用できます。着火剤は無くても火を維持できますが、初心者の方は準備しておくと安心です。

【耐熱グローブ】
薪を焚べる際や、スキレットやダッチオーブンといった熱々の鉄製の調理道具からの火傷を防ぎ、薪の繊維が手に刺さるのを防いだりと多くの場面で活躍します。
種類によっては防寒仕様のものあるので寒さ対策のアイテムとして用意しておくと良いかもしれません。

【火吹き棒・うちわ】
火を育て、維持をするためには空気を送り込まなくてはなりません。うちわでも代用はできますが、火吹き棒を使えば灰が舞うのを防ぎ、狙った場所に効率よく空気を送ることができるのでオススメです。

【火ばさみ】
炭や薪を移動させる時に使用します。火ばさみを使うことで火傷のリスクを減らせます。それ以外にも撤収時のゴミや炭を安全且つ衛生的に拾えるので用意しておきましょう。

 

【バケツ】
万が一に備えてバケツに水を汲んで用意しておきましょう。水を用意しておけば、消火だけでなく食器洗いや手洗いなどにも利用できるのでオススメです。
ちなみにトランクカーゴはバケツ代わりにもなります!移動中は収納ボックスとして、現地ではバケツとして活用ができます。

 

【火消し袋】
焚き火が終わった後に残った炭や燃え残りの薪を入れておくための袋です。袋に入れておけば再利用できるので次の焚き火の際に活用ができます。

 

上記の道具は全てトランクカーゴのTC-50Sサイズに収めることができます。焚き火道具以外にもコーヒーセットやスキレットといった焚き火と楽しむ道具も収納されています。
ソロ焚き火セット用としてトランクカーゴに道具を一式収納しておくとスムーズに出かけることができるのでオススメです!

SERIES_STACKINGTC-50Sの商品詳細ページ↑

TC_スタッキングimageスタッキングタイプについての商品特徴はこちら↑

 

安全に焚き火ができる場所ってどこ?

キャンプ場やバーベキュー場は一番焚き火に適した場所で存分に楽しむことができます。ですが、身近にキャンプ場やバーベキュー場がないという方も中にはいるかと思います。ですが、キャンプ場以外でも条件次第で焚き火ができる場所はもちろんあります。


公園
一般的に火気の使用を禁止している場合が多いですが、公園によっては火気の利用ができる場所もあります。
そのため、公園で焚き火をしたい場合には公園の看板やホームページに火気の使用に関する記載がないかを事前に確認しておきましょう。

河原や海岸(湖岸)
河原や海岸も公園と同様に火気の利用ができる場所があります。
河原や海岸は自治体で管理しているケースが多いため、役所のホームページ等で調べたり、直接自治体や管理者に問い合わせてみて確認をしておきましょう。

私有地(自宅の庭など)
土地の所有者と連絡が取れる場合には事前に連絡をし、許可を得られれば焚き火ができます。近隣に家や建物がない自宅で庭があるという方は庭で始めてみるのもよいかもしれません。

 

焚き火の火を育てるテクニック

1.焚き火台に薪を並べる
焚き火台に薪をセットしますが、初めての方は井桁(いげた)型という置き方をおすすめします。キャンプファイヤーをしたことがある方は見覚えがある形かもしれません。
焚き付け用の小枝や落ち葉などの燃えやすい素材を中央に置き、薪で囲うことによって安定した炎を作り出すことができます。空気の通り道を作ることで燃焼効果を高めます。

2.着火剤に火をつけ焚き付けと共に燃やす
いよいよ着火です。着火剤付近に火を付けますが、火傷をしないよう手袋をしておきましょう。着火ライターのような柄の長いライターを使うとより安全に着火できます。
この時に火吹き棒等で風を送ると火が消えてしまう可能性がありますので焚き付けにじっくり火が燃え広がるのを待ちましょう。

3.落ち着いて火を育てる
薪が燃え始めたと思っても油断は禁物。燃えはじめの薪を不必要に動かすと火がすぐに消えてしまうことも。中くらいの太さの薪が燃え始めると、いよいよ炎も安定していきます。
風から炎を守る風防リフレクターがあるとより火を育てやすくなります。リフレクターは熱を反射する作用があるので、特に秋冬といった寒い季節ではより暖かさを感じられるのでオススメです。

4.熾火に空気を送り再燃焼させる
ある程度薪が燃え続けるとだんだんと中心が真っ赤な炭となり火が弱くなっていきます。この状態を熾火(おきび)といいます。この熾火の時に新たに薪を加えてもなかなか燃焼をしてくれません。
その際に火吹き棒を使用して空気を送ると火が消えた炭が再燃焼し、再び火を起こすことができます。火吹き棒で効率よく空気を送る際は長くゆっくりと空気を送るようにしてください。

焚き火の後始末はきちんと

炭やゴミは絶対に放置しない
自然環境や景観の保護、火事などの危険から守るために後始末はマナーを守って正しく行いましょう。もちろん焚き火で出たゴミなども責任を持って適切に処分をすることが必要です。
焚き火でできた炭は火消し袋や壺などに入れて自宅に持ち帰りましょう。炭を入れる際は、しっかりと鎮火している状態を確認した上で処理してください。
炭を冷ます時に水をかけるのはNG。しっかりと時間をかけて炭を冷ましましょう。決してそのまま放置したり、地面に埋めて処理をせず自宅に持ち帰って適切に処分をしてくださいね。

焚き火台のお手入れ方法
焚き火をした後の焚き火台はどうしても灰や煤で汚れてしまいます。使用後は水を含ませた柔らかいスポンジで優しく磨いてください。
その後乾いた雑巾やタオル等で吹き上げて乾燥させましょう。水分が残ったままだとサビの原因にもなるためしっかり乾かしてくださいね。
金属製のブラシやタワシは本体に傷をつけサビの原因にもなるので使わないようにしてください。

トランクカーゴと焚き火の時間を楽しもう!

お気に入りの飲み物を飲みながら

 

焚き火の炎を活用してクッキング

 

のんびりと炎をみつめながらリラックス



いかがだったでしょうか?

焚き火のやり方や必要な持ち物について
これから焚き火を始めようと思っている
皆様に向けてご紹介しました。
焚き火と過ごす時間は人数を問わず楽しめます。
友人や家族と火を囲んで楽しく話をしたり、
料理や飲み物に舌鼓を打ったりと
楽しみ方はたくさんあります!
トランクカーゴに道具をセットとして収納しておけば
すぐ持ち出して楽しむことができるのでオススメです。

ぜひ自分だけの焚き火スタイルを確立して
ルールを守って楽しんでみてくださいね。