アウトドアギアを
防災にも活用できるように
日本は自然災害が多く、常日頃「もしも」に備えることが求められています。
地震だけでなく、近年でゲリラ豪雨や洪水といった気象にまつわる災害が増えてきました。
こういった自然災害に備えて、もしもの時の準備をしておかなければなりませんが、
一体何をどれだけ準備すれば良いのか、皆様お分かりでしょうか?
今回は非常時に備えておきたい防災グッズや備蓄量をご紹介します。
今一度、ご自宅の災害への備えを見直してみてはいかがでしょう。
在宅避難で準備しておきたい防災グッズ
水以外に何をどれだけ準備すれば良しとされているのでしょうか。
食料や灯りはもちろんですが、それ以外に必要なものと言われると案外思いつかないものです。
在宅避難の際に「最低限これだけは抑えておきたい!」という道具をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
- 水...21L(1人1日3Lとした場合)
- カセットコンロ...6~9本
- カセットボンベ...1台
- 懐中電灯・LEDランタン...1人、又は1部屋に1つ
- 電池式モバイルバッテリー...1個以上
- 乾電池...30本以上(単三電池の場合)
- レトルト食品...乾麺、缶詰、レトルト食品、マルチ米など
- 嗜好品...チョコレート、飴、ビスケットなど
- 簡易トイレ...56回分(1人1日8回利用するとした場合)
- 携帯ラジオ...1台
- 寝袋...人数分
在宅避難の際は基本的に3日から1週間程度の備蓄が必要とされています。大規模な災害が起きた時ほど多くの備えがあると安心です。
絶対に備えておきたいアイテム「水」
水不足は脱水症や熱中症などの症状を引き起こし、最悪の場合死に至ります。
また、災害時に真っ先に売り切れるのは飲料水と言われています。
「災害が起きてから買えばいい」「避難所に行けばあるから大丈夫」という考えは危険なので平常時に備えましょう。
特に、コロナ禍では、感染リスクを避けるために在宅避難を選ぶ人が6割になっています。在宅避難の際には、水は必要不可欠です。
ちなみに1人当たり1日3リットルの水が必要と言われています。
トランクカーゴの50Lサイズには2Lペットボトルが15本入ります。
1人では10日間、2人では5日間、4人では約3日間分の水をストックできます。
いざという時のライフラインとしてトランクカーゴに水を入れて自宅内で一番人が集まる部屋に備えておきたいですね。
・TC-20S 6本
・TC-30S 9本
・TC-50S 15本
・TC-70S 21本
防災用品は手の届くところに
インテリアに似合わない、見られたくないといった理由で目の届かない押入れに入れていませんか?
これではいざという時に持ち出したり、取り出すことが困難になる可能性があります。
しかし、トランクカーゴであればシンプルなデザインでお部屋のインテリアを崩さないので
リビングやダイニング等目に見える位置に置くことができます。
防災用品を入れて各部屋に置いておくことで災害時に必要に応じて持ち出したり取り出すことができます。
リビングやダイニングに置いても違和感のないシンプルなデザインでインテリアを崩しません。
玄関付近に置いておけば、近隣の施設で避難生活となった場合にすぐに持ち出すことができます。
キャンプギアは防災用品代わりにもなる
災害で停電が起きた時に懐中電灯やランタンを常備していても、
使い方の知識が曖昧だったり、普段から使い慣れていなかったりするといざという時に活用できません。
防災用品を問題なく使用できるように日頃から道具に慣れ親しんでおいたり、使い方の確認をしておきましょう。
そこでおすすめなのが「キャンプ」です。キャンプは普段の生活と離れた災害時の疑似体験をすることができます。
キャンプ用品は、防災用品として利用できるものがたくさんあります。防災用品と兼用して使用すればいざという時も安心ですね。
キャンプに慣れ親しんでいると、いざという時に落ち着いて行動することができます。
普段の便利な生活と離れた経験をしておくことで災害時の過ごし方や、知識を身につけておくと安心です。
ローリングストックで常に備えを
「ローリングストック」とは普段から少し多めに飲料水や食材、加工品を買っておき、
使ったら使った分だけ新しく買い足していく備蓄方法のことを言います。
ローリングストックのポイントは日常生活で消費しながら備蓄することです。
食料等を一定量に保ちながら、消費と購入を繰り返すことで、いざという時にも役に立つはずです。
缶詰やレトルトの食材も、キャンプで定期的に消費すれば、また新しく補充することができるので管理もとても楽になります。
常に一定量の食料や飲料水を家に備蓄しておくことを心がけましょう。
いかがでしたでしょうか?
光や食事を自分で用意しなければいけないキャンプ体験は、災害時と似た体験をすることができます。
防災への意識の見直しと共に、アウトドアとして楽しめる「キャンプ」に触れておくと
いざという時に落ち着いて行動できるかもしれません。
ぜひキャンプをこれから始める方もすでに楽しんでいる方も
防災を少し意識しておくと、役に立つことがたくさん増えるのではないでしょうか?